食えない行政書士にならないために。これから開業するあなた、開業準備はできてますか?
2018-12-14

開業する前に考えてみよう。廃業してしまう原因って?

せっかく難しい資格試験に合格して、自営業になる夢を叶えるのですから、廃業したら残念でならないですよね。でも、残念ながら廃業する行政書士さんは毎月少なからずいらっしゃいます。

では、廃業しないためにはどうするか?そもそも廃業する理由って?を考えてみたいと思います。ただ、廃業の理由をあれこれ調べたわけではありませんので全て想像ですが、心身、体調不良や育児や介護の問題などを除くと、きっと多くは次のような理由だと思います。

開業時に既にお金がなかった

行政書士になるには25万円ほどの登録費が必要です。でも、その登録費さえ自分で賄えなく親御様に借りるという人も実際にいらっしゃいました。じゃ、この先の広告費はどうするの?どうやって事務所を宣伝するの?と思ったことがあります。いくら行政書士は仕入れがないといっても、開業費用はある程度必要です。宣伝費用はきちんと貯めておきましょうね。

事務所の宣伝をしなかった

行政書士の場合、コンビニエンスストアやラーメン店などの商店のように、開店セールなどはありませんので、どちらかというと人知れず開業することになります。そのため、開業して直ぐに見知らぬお客様から依頼がもらえるということは稀です。そして、一生懸命宣伝して集客しないと、その先も誰にも事務所の存在を知られることなく、埋もれていくことになります。

預貯金がなくなった

開業して1年も経つと頼りの預貯金もだんだん先が見えてきます。そうすると広告も打てない、マーケティングを学ぼうにもお金がない、そして、打ち合わせに行く交通費すら、もったいなく感じるようになります。

広告などの投資が0円で、依頼だけもらえたら嬉しい限りですが、現実はなかなかそんな旨い話はありません。預貯金がなくなるということは、次へ依頼の投資さえできませんので、何もできない→お問い合わせがない→行き詰まりという悪循環に陥ります。

あと、預貯金がなくなると行政書士の会費さえ払うのが億劫になりかねません。私が行政書士になって驚いたのは、行政書士の会報で毎月の行政書士会費を滞納している人が実に多かったこと。こんなにいるの?と驚きました。毎月の会費といっても、せいぜい6千円か7千円です。別に高いわけではありません。行政書士会の事務局が一人月6、7千円であれこれ事務手続きをしてくれると思えば安いものです。それに弁護士さんに比べたらかなり安いはずです。数年経った今でも子供の学習塾でさえ月1万円するのにと思ったことを覚えています。

売り上げがなかった

行政書士はビジネスです。売り上げがなければ、収入がないということになります。でも、売り上げるって大変なんですよね。行政書士は、フランチャイズのコンビニのように本部がテレビCMなどでバンバン宣伝してくれて、通りすがりの人が気軽にお店に入って商品を購入して、お店の売り上げがあがるという商売ではないのです。ご自身が商品となって、自分で事務所の宣伝をして、見知らぬお客様から信頼を得て、時間を掛けて依頼してもらうことになります。
売り上げがずっとないということは、その意味することは、その先は・・・。

ホームページを公開したけど、お問い合わせすらなかった

行政書士さんがホームページで事務所の宣伝をすることは、結構多くなったと思います。でも、そのホームページの質が低く、お問い合わせや売り上げに繋がっていないことも現実です。

行政書士さんのホームページは、アメブロなどの趣味のブログとは違いますので、1日のアクセスは、多くてもせいぜい十数人ぐらいだと思います。その少ないアクセス数から、いかにお問い合わせをもらうか、そして依頼につなげるかが求められます。でも、本当、なかなかお問い合わせはもらえないんですよ。だって行政書士さんの多くのホームページは、顔写真すらないのですから。一度「本気で集客する気はありますか?」なんて聞いてみたいものです。まぁ、絶対に聞きませんけど。

いかがでしょうか?あれこれ書きましたが、想像するに廃業する多くの理由は、行き着くところは結局のところ、お金がない、売り上げがないに辿り着きます。なぜなら、行政書士はボランティアではなく、ビジネスだからです。

これから開業する人は、預貯金を貯めて、マーケティングを学び、売る仕組みを作り、見込み客を集め、見込み客名簿を作り、その中でメルマガを送るなりして優位性を発揮し営業をしてください。

そうそう、「実務が分からないから廃業した」なんてことは聞いたことがありませんから、実務がわからない、お問い合わせの電話がきても上手く答えられるか心配と悩んでいる人は、自分でお客様の立場になって、ご自身で申請書を書いて、必要書類を集めてみましょう。そしてどこがわからないのかを具体化して、調べてもどうしてもわからなければ、直接役所に聞くなり、先輩に聞くなりして覚えましょう。自分で申請書を作る、書類を集める、これが早道です。申請書類さえ書いてもいないのに、実務がわからないという人が多いですからね。

長くなりましたが、開業前に、開業したら細く長くでもいいですから毎年継続して経営出来るようにするにはどうしたら良いかをきちんと考えてみましょうね。

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