2019-11-07
またまた開業当初の失敗談を。
開業当初は、お問い合わせを受けて、初めてのお客様とお会いする時はいつもドキドキしてました。
そして緊張のあまり、ついやってしまったのが、法律知識を必要以上に披露してしゃべり過ぎたこと。
こんな時は多かれ少なかれ、ほぼ失敗です。お客様は法律云々を聞きたいのではなく、お客様自身の話を聞いてくれて、この行政書士に依頼しても良いかを面談してくれているのです。
でも、悲しいかな、私の開業当初はそんなことも理解していませんでした。
「民法第○○条、○○のときには○○なんです」なんて得意になって話していたのを今でも覚えています。もう最悪です。
当時はお客様の話をいかに聞くかという視点がぬけていたのですね。特に私自身が法律の知識がないと自覚すればするほど、つい法律知識を披露したがりました。お恥ずかしい限りです。
お客様は法律知識を聞いても満足しません。それどころか、お客様にとってはあまり気持ちの良いものではないのです。「もっと私の話を聞いてよ!!」という気持ちになり、「この行政書士とは相性が合わない」という結局になってしまうのです。
お客様の話を聞くことは、簡単なようで実は一番難しいと今でも実感します。さきほども電話をしながら、気が付くとつい自分の言いたいことだけをペラペラ話していました。
いかがですか?
お客様のお話、きちんと聞いてますか?
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