2015-06-17
開業すると伝えたら「今度よろしく」って。でも、それは・・・
「開業前なのに知り合いから既に会社設立を打診されているです!!」
開業相談でこんな話を笑顔でおっしゃって自信満々で開業する人がいますが、たぶん、それは最初だけです。
その知り合いの方が会社設立を10件も20件も依頼してくれるなら別ですが、依頼がその会社設立1件で終わったら、その次の依頼はどうやって獲得するのですか?顧問契約でも結んでくれるのでしょうか?
甘い考えはやめて、開業時に知り合いから依頼があった場合は「開業祝い」ぐらいに考えたほうが良いです。
絶対に勘違いしてはいけません。
行政書士事務所を開業したら「月に1件依頼があったらそれでおしまい」ではいけないのです。生涯行政書士として生きていくなら、毎月毎月、ずっとずっと依頼をもらわなければいけません。
開業前に知り合いから依頼があったなんて余裕なことを言っていたら1年後に非常に困ったことになります。
なぜなら、見知らぬ誰かがあなたに依頼してくれる、そんなお客様こそが重要だからです。あなたは知人、友人ではなく、見知らぬお客様からどうやって依頼をもらうつもりですか?
友人、知人から依頼があったなんて喜こぶ前にマーケティングを習得して、「売る仕組み」を構築して毎月集客して見知らぬ誰かから依頼をもらうのです。
友人、知人は最初だけです。そう、開業祝いです。
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開業資金は本当に大切。あとでシマッタとならない為に。