2018-12-28

業際問題で悩むくらいなら

行政書士の資格を取って開業するのは良いけど、取扱い業務すら決まっていないという人は、少なからずいらっしゃいます。また、他の士業との業際問題も不安という人もいらっしゃいます。

行政書士の取扱いできる業務は、これと、あれと、それと・・・と1つずつ数えるよりも、弁護士さん、税理士さん、社労士さん、司法書士さんなどの士業の専業以外の業務と考えると早いかもしれません。そうすると建設業許可や産廃、運送業などの許認可とか、まぁ弁護士さんと競合しますが、入管業務が業際問題で揉めないので安心して取扱いできます。

弁護士さんはどんな業務でもできますが、どんなに弁護士さんの数が増えても、さすがに建設業許可や運送業許可の許認可をやっているなんて聞いたことがありませんから、行政書士といえば許認可でしょ、ぐらいの認識でいいと思います。

その中でも、建設業許可はやっぱり行政書士の王道です。建設業許可専門の行政書士事務所も存在しますしね。

ただ、不思議と行政書士の王道である「建設業許可を専門でやる!!」って人が少ない気がします。そうではなく、結構多いのが相続や遺言、あとは成年後見などの民事をしたいという人たちがいらっしゃいます。

でも、それこそライバルが多いんですよね。しかも行政書士が相続、遺言、成年後見を扱っているという世間の認知はそれほど高いとは言えません。そのためか、全然依頼がないというのはよく聞きます。そりゃ、そうでしょと思っているのは私だけではないはずです。

もし、開業するのに取扱い業務が決められない、業際問題も気になると悩んだら、建設業許可をするのをお勧めします。なぜなら、マニュアルとなる書籍も沢山あるし、これからも建設業は需要がありそうだし、それに単価も良いし、更新もありますからね。また、横の繋がりが強くて紹介もあると聞きますし。

と言ってみても、きっと、やらないんですよね。
やれ「建設業許可は既に熟練の行政書士が入っている」とか「建設業はこれから廃れる」なんて言い出すんです。

私の知る限りでは、建設業許可で長年同じ行政書士さんに依頼している会社が意外とその行政書士さんに不満を持っている場合が少なくありません。ホウレンソウが遅いとか電話をしてもつながらないとか。あとは、過去の書類を持ったまま返してくれないとか。ですので、新人さんの参入のチャンスは大いにあります。

相続や遺言の民事を扱って、弁護士さんや税理士さん、司法書士さんをライバルにするより、王道である建設業許可をするのが、業際問題で悩むこともないし、一番オススメかなと考えます。いかがでしょう?

私見ですが、行政書士は「行政手続きのプロフェッショナル」が一番合っていると思います。それに、行政手続きのプロフェッショナルってカッコいいと思うんですけどね。


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