起業したいと起業するでは大違い
たしか今年の1月頃だったか、市役所勤務の50代の方から「2年後に起業したい」と相談を受けました。
「2年後・・・」
残念ですが、もはや私からみると「あ~2年後だろうが5年後だろうが、絶対起業しないな」と察しました。
ただ、学生の時から起業の夢はお持ちなようでしたので、しっかりとお話を聞いてアドバイスもしました。
でもね、こういうのって、はっきりいってお互い時間の無駄なんです。いくら学生の時から起業の夢があっても、本気で起業する気もないのに、今の職場に不満があって「起業したい」と言ったところで、実行には移りません。
なぜなら、起業する人は、いちいち他人に相談しません。思い立ったら即起業するか、相当な準備をして起業します。でも、学生の時から起業の夢があると言いつつ、何も準備なし、起業後に何をしようかと考えているようでは、絶対に早々と廃業します。
あなたの売る商品って、どんなお客様の売るの?
どうやって売るの?
あなたを知ってもらうためにどうするの?
その商品、他との違いは?
あなたから商品を買うメリットは?
などなど、スラスラ答えられますか?
と、この手の話になると、つい厳しいお話になりますが、今、新型コロナ感染症で、さまざまな業種がの人たちが苦しんでいます。
そろそろあからさまな雇い止めも始まることでしょう。
そんな窮屈な世の中で、2年後の起業なんて言っても現実味がありません。
起業って、そんなに甘いものではないですよ。
と、きょうは1月の出来事を思い出したので書いてみました。
でも、本気で起業して生きていこうって人は、こちらも本気で応援します。
コロナに負けるな。不安に負けるな。現実に負けるな。
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