2019-04-27

安易な無料相談はあなたの身を削るかも?

開業当初は、当然のようにお問い合わせさえありません。それは仕方がありません。なぜなら、退職した会社からお客様を引き継ぐわけでもないし、あなたが有名人でもないでしょうから、直ぐにお問い合わせがあるほうが不思議です。

それで、どうしようかと考え「お問い合わせがない!!」と嘆いていてもしょうがないので、「そうだ、無料相談をしてみよう」ってなるわです。

でも、その無料相談、もしかしたら疲弊して終わるだけになるかもしれません。

あなたは今まで会社なり役所勤めで毎月給与をもらっていたはずですが、これからあなたが稼いだ分がそのまま売り上げとなり、売り上げから経費を引いた分が収入となります。

もっと厳密に言えば、あなたの時間は、全てお金になりうると考えられるのです。サラリーマン時代はきっと意識しなかったと思います。でも、フリーランスになった今、あなたの時間は、イコールお金の価値と同じと思って下さい。

そこで、無料相談ですが、無料相談をした後に、「じゃ、あなたに依頼します」となれば良いのですが、残念ながら、ほとんどそうはなりません。無料相談を受ける人は、無料だから相談するのであって、依頼するために相談している訳ではありません。

また、キャンペーン特別価格で安く値段を設定すると、安い値段で依頼してくれた人は、その後に定価に戻すと間違いなく依頼してくれません。キャンペーン価格で安いから依頼しただけです。

ただ、キャンペーン特別価格だろうが、定価であろうが、あなたが使う時間は同じということは、あなた自身は意識しておいて下さい。

それと、打ち合わせの時間もそうです。サラリーマンの時は、ダラダラと長い時間打ち合わせをすることも多かったと思います。でも、フリーランスは、打ち合わせの時間も貴重です。ダラダラ打ち合わせをすることは、あなたの貴重な時間が無駄になるのです。

無料相談から話がそれましたが、無料相談は一度試してみるのも良いですが、繰り返しますが、無料相談から依頼に繋がることはほとんどないと思って下さい。

もちろん「それは、あなたの無料相談の内容が悪いか、接客が悪かったんじゃないの」と言われるかもしれませんので、ご自身で一度試しにやってみてください。何事も経験です。もし、無料相談から依頼に繋がったら「良かった、良かった」ということで結果オーライです。

逆に最初から有料相談の場合は、そのまま依頼に繋がることが多いです。もともと依頼したくて相談にきますので、無料相談より依頼に繋がる確率は高いのです。

悩みを抱え、本当に困っている人は1時間5,000の相談料を出し渋る人はあまりいません。それどころか、良い話を聞いたからと10,000円をくれた人もいました。本当に悩みを抱えている人は相談料云々より悩みを解決することが重要と思っています。

私の友人は、開業当初から無料相談を掲げて、何人かお問い合わせがあったそうです。実際に駅で待ち合わせをして数時間相談も受けたそうです。メールでも来た質問には丁寧に回答したそうですが、そのほとんどでお礼も返事もなかったそうです。

しかも結局、無料相談からの依頼はゼロ。今は無料相談は一切しておらず、最初に「うちは有料相談ですが、いいですか?」と伝えているそうです。

ただ、それでも無料相談をしたいなら、定期的に5,6人を集めてセミナー形式で相談を受けてください。そうすると意外と数人の方とお付き合いが続きます。仲間ができると更に縁が繋がるそうです。不思議ですよね。

まぁ、とにかく、あなたの時間は貴重です。常に「あなたの時間=お金」と考えると毎日の行動が有意義なものになります。

お問い合わせがないからと安易に無料相談をするのではなく、常に有料相談を心がけ、お金が必要だからと特別価格のキャンペーンを頻繁にすることなく必要最低限にし、ダラダラした打ち合わせになりそうだったら早く結論を出すなどの工夫をしましょう。

無料相談ばかり受けていると、あなたのやる気が失せ、身を削る羽目になるかもしれません。退職金があり、お金に余裕がある人ならともかく、行政書士はボランティアや社会貢献でするものではありません。

あなたの生活費を稼ぐため、家族を養うため、住宅ローンを返すため、子供の学費を稼ぐため、預貯金をするため、税金を払うため、余暇を過ごすためにするのです。

あなたの時間ほど貴重で大切なものはありません。


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