食えない行政書士にならないために。これから開業するあなた、開業準備はできてますか?
2019-05-26

次のような相続案件があなたにあったらどうしますか?

あくまで例としての相続の話です。もし、あなたが相続人だったら、どう判断しますか?

【例】
実の母と30年前に離婚した実の父親が他界しました。
実の父親は、30年前に離婚してから兄弟である弟さんの近所で、長年一人暮らしをしていました。

現役時代はずっと教師をしており、生前2000万円近い預貯金があり、自宅も土地と大きな家があります。土地と建物の評価額は1600万円。相続人は実の子どもが2人で、遺言書はなし。

実の子どもである相続人からすると、30年以上全く会ってなくて、いきなり相続と言われても借金がどれくらいあるかも定かではありません。弟さんの話では、定年退職後、友人らと個人商売をしていたそうで、その商売の連帯保証人になっている可能性もあるかもしれないということでした。また、弟さんと弟さんの奥様が日頃お世話をしていたそうです。そのため、安易に「相続します」とは言えない状況です。

それでも、30年以上会ってはいないとはいえ、大学卒業までの間、毎月お金を振り込んでくれていたそうで、大変感謝している。その為、もし相続するとしても、弟さんにも贈与という形で遺産を分けてあげたい、もしくは相続人2人とも相続放棄をして、全額弟さんに相続してもらおうかと考えている。

ただ、懸念事項としては、土地と建物を贈与するにしても贈与税が掛かるため、弟さんは現物では受け取らないと思う。でも、土地と建物を相続人で相続しても、2人とも現在の住まいから遠いため活用が難しい。その為、更地にして売らなければならない。

ここでまた一つ懸案が。更に更地にして売ると、印紙税やら譲渡所得にかかる所得税や復興特別所得税、住民税も掛かる。その他、不動産会社への仲介手数料のほか、建物を取り壊して更地として土地を売る場合の取り壊し費用なども必要で色々経費が掛かりそう。

さて、こんな状況で、もしあなたが相続人の一人だったらどう判断しますか?

  • 借金がどれくらいあるか分からないけど、相続して、そのうち半分ぐらいを妹さんに贈与。
  • 借金がどれくらいあるか分からないので、限定承認をして、その後、半分ぐらいを妹さんに贈与。
  • 相続人2人とも相続放棄をして、妹さんが全額相続。

などが考えられます。

いかがでしょうか?
離婚の件数が増えている日本です。今後このような相続案件があるかもしれません。今回はあくまで例ので、頭の中だけで考えてみてくださいね。

【無料ZOOM開業相談室】


あおぞら行政書士事務所
代表 小坂 彰宏

【無料ZOOM開業相談の募集】

開業でお悩みのあなた、もし良かったらZOOMで1時間ほどですが、開業相談をしてみませんか?メンバーは、あなたと小坂、そして、もう1人の3名です。

ただし、冷やかしや暇つぶしでのご参加はご遠慮ください。本気で行政書士で生きていきたいと考えている人のみです。

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

私、小坂は建設業許可申請、経審を中心に農転、相続などを扱う行政書士事務所とホームページ制作、動画編集を手掛ける合同会社を経営しています。
関連記事