常連客は黙って去っていきます。
開業して数年経つと常連客もできるようになります。
本当に常連客の存在はありがたいものです。
値引きは言わない、苦情は言わない、その上、お客様を紹介してくれるだけではなく、色々アドバイスまでしてくれます。
もう神様のような存在のような気がします。
でも、常連客だからこそ、いつまでも丁寧に、丁寧に接しないと痛い目にあいます。
常連客の人は、書類のミスでは苦情を言いません。厳しい納期なども言いません。値段を安くしてとも決して言いません。
ただ、唯一「対応が悪い」、これだけは許せないものです。
そして、その時、常連客は黙って去ります。
「何処どこが悪いんだよ」とか「対応が悪いんだよ」なんて、ありがたい言葉の苦情は言いませんからね。
その結果、去られたほうは「なぜ?」と思うはずです。
だって去ってしまった原因を言ってもらえないのですから。
その原因は間違いなく、良くない対応、接客が原因なんですけどね。
先日髪を切りに行った床屋さん。別に常連客と言うほどでもないのですが、値段が安いという理由で、かれこれ5年ぐらい通っていました。技術、接客は決して褒められるものではありません。今までも「なんだかなー」という対応は多々ありました。でも、そこは値段が安いから通ってました。
ただ、今回「これは流石に」という酷い対応があったため、今後は新しくできた近所の床屋さんに行くことにしました。
もちろん、今まで通っていた床屋さんに、もう行かない理由なんて言いません。黙って去るだけです。
まぁ、そのお店は、値段が安いがゆえに一見さんも多いみたいですので、自分が行かなくなったからといって潰れることはありません。人も雇っていますので。
でも、狭い世界の行政書士事務所は違います。
常連客を大切にしないと、紹介どころか、お仕事も二度と依頼されなくなり、最悪、黙って去ります。地域密着を掲げている事務所は特にです。
常連客さんを大切にしましょう。あらゆる面で影響がでますよ。
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